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  漢方薬の特徴
  漢方の病気のとらえ方
  気・血・水とは?

漢方薬の特徴
体質や症状にはそれぞれ個人差がありますので、同じ病気にかかったとしても、できればそれぞれに異なった薬が望ましいですね。漢方薬の特徴は、薬をその人その人に合わせて選択できるところにあります。

また、人間の体はそれぞれのパーツ(部分)毎が別々に生きているのではありません。どのような小さな局所の症状でも、全身との関連性を常に考えて、不調和を整えていく目的を持つのが漢方薬です。

漢方薬は全て天然自然のものから作られていますので、その作用は原料の品質によって大きく変わってきます。野菜や果物など食物と同様に、産地の地質や気候等により、また同じ産地のものでも当然
品質に大きな差が出てきます。

当漢方薬局では、この点を重視して、
良い品質のものを取り扱っています。

漢方の病気のとらえ方
漢方では「証」を基に病気を考えます。
「証」とは、体質、抵抗力、病気の進度など身体が病気とどんな戦い方をしているかを見るものです。
即ち、漢方薬を決定するのに必要な「証」とは、個人の持つ体力や体質などのタイプのことです。
● 虚証と実証  (体力の充実度合いをみる基準です)
実証 体力があり、血色が良く、声も大きく行動的。
中間証 実証と虚証の中間
虚証 やせて弱々しく、顔が青白く冷え性気味

●陰証と陽証  (病気の進行度を見ます)
陽証 病気の始め。
悪寒(寒気)や熱っぽい、頭痛がする。
中間証 寒気と熱感が交互に起きたり、頭痛がしたりする。
陰証 病気が進行してしまった状態。
気力が衰えてしまって寝込んでいたい。
下痢、腹痛、手足が冷える。



漢方では、人体の機能状態を気、血、水で考えます。

健康とは「気」、「血」、「水」がバランスよく巡っている状態ととらえます。
「気」、「血」、「水」に過不足がおこり、スムーズに循環しなくなると病気になるわけです。この「気」、「血」、「水」の過不足と、停滞した循環を、細胞レベルで正常にしていくのが漢方薬です。


気、血、水 「気」「血」「水」は、図の様に相互に関連しあっています。
例えば「血」に異常があると「水」、「気」も異変が生じてきます。

また、逆に停滞していた「気」がスムーズに循環し始めると、「血」、「水」の状態も正常な方に向かいやすいのです。

では、この「気」「血」「水」とは、具体的に何を指すのでしょうか?

「気」とは、生命力すなわちエネルギーの事で、気力・精神力・精力・神経系等に現れます。
気虚:元気が衰えて活動が低下する。
気鬱:気の循環が傷害されて鬱滞する。
気逆:気の逆流によって嘔吐、腹痛、熱の偏在など。

「血」とは、血液のことで、血液循環・心臓・肝臓など血液に関する臓器に現れます。
オケツ:血のスムーズな流れが傷害された状態。血液が濁ってドロドロなどきれいでない状態。
血虚:貧血の状態。

「水」とは、体液、尿、汗、涙、分泌物等でこの変化は体の水分の偏り等となって現れます。
水滞:体にむくみが現れたり、鼻水・涙・唾液等の異常。水毒とも呼ばれる。


この「気」「血」「水」が正常でなくなると、色々な症状が起こってきます。

元気がない、やる気がない、体がだるい、自律神経失調症、うつ病、神経症
婦人病(生理痛、生理不順、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症など)
皮膚病にきび、湿疹、シミなど
その他肝臓疾患、心臓疾患、痔、肩こり、のぼせ、手足の冷感、便秘など
むくみ冷え性、頭痛、頭重、耳鳴り、めまい、吐き気、各種の痛み、腎臓疾患、リウマチ、神経痛など

「気」「血」「水」は、相互に関連しあっていますので、当然の結果として症状も重複して現れてきます。
そのため、病状も複雑化し、原因も混沌として分かりにくくなってしまうのです。
更に病気が、慢性化するといっそう分かりにくくなります。

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